- ブログを始めたばかりでまだプロフィールを書いてない
- プロフィールがムダに長くなってしまう
- プロフィールをテキトーに書いてしまってる
- ブログを始めたものの、何を書けばいいのかわからなくて手が止まってる
実はブログのプロフィールってとっても大事。
その具体的な理由は▼こちらの記事に書きました。
プロフィールには正解も不正解もありません。あなたの今いるステージ、ブログの雰囲気、読み手の属性に合わせるもよし。我を貫くもよし。
この記事でお伝えするプロフィールの書き方もひとつのスタイルです。気に入っていただけたなら、どうぞご参考に。
もくじ
プロフィール執筆に取りかかる前に
ブログを始めたものの、何から書けばいいのかわからない・・・という相談をお寄せいただいた際には、迷わずプロフィールの執筆をおすすめしています。
なぜなら、プロフィール執筆には、ブログ運営に必須とされる以下3つのスキルが必要ないからです。
- キーワード選定
- リサーチ
- ライバルチェック
あなたの人生は、あなただけの完全オリジナル。誰とも絶対にカブらないし、競争する必要もありません。
そうだな。それなら簡単!

ねね
もしもあなたが▲このようにお考えになっているとしたら。プロフィール執筆に取りかかる前に、ちょっと耳を貸してやってください。

ことり
残念ながら簡単ではないのですよ。
え・・・・・・・・・・。

ねね
でも大丈夫。身構える必要も、難しく考える必要もありません。
順を追って進めていけば書けます。読み手を惹きつける、あなただけの伝記。

ことり
一緒に進めていきましょう。
プロフィールを後回しにしているあなた、そしてテキトーに書いちゃったあなたもですよ。
なお、この記事は「プロフィールのテーマとコンセプトを決めよう」という趣旨でお話を進めてまいります。
ただし、前半はブログそのもののテーマとコンセプトのお話。
なぜなら、ブログとプロフィールのテーマ(主題)に関連性がなければ、ユーザーにとって的外れの自己紹介になってしまうからです。的を外したプロフィールでは、読者に魅力を感じてもらえません。
訪問者にとってあなたのことを知るメリットが感じられるプロフィールを書き、ファンになってもらう。そして良質な情報を提供し、リピーターになってもらう。目指すのはそこです。
プロフィールはその第一歩。気合いを入れて書きましょう。
そのためのテーマ設定&コンセプトメイキングのお話です。しっかり読んで、じっくり考えてみてくださいね。
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テーマとコンセプトを決める
テーマとは、主題・題材を意味します。
そしてコンセプトは全体を通してブレることのない芯となる考え方。
通常の記事はもちろんのこと、プロフィールもテーマ設定とコンセプトメイキング、そして後に述べる構成がとても大切です。
これらがしっかりと設計されていれば、極端な話、文章は少々グダグダであっても、人の心を動かすことが可能なんです。
【1】テーマを決める
書き続けても苦にならないものを選ぶのが、ブログを長く続ける最大のコツです。
イラスト・編み物のような趣味や得意なもの、また自転車技士・教員免許などの資格。形のあるもの、ないもの。題材にできることはいろいろあります。
- 人に教えて喜ばれたこと
- 夢中になって取り組んだことのあるもの
- 長年、本業として携わってきたこと
など。
専門知識はなくても問題ありません。
子どものころのことでも構いません。人より少し上手にできることや、「すごい!」と言われたことがあるもの、飽きずに取り組めるものを何か1つ見つけてみてください。
- 寝る間を惜しむほどハマったことは?
- おこづかいをはたいて集めたものは?
- 三度のゴハンより好きだったことは?
- 人に自慢できることは?
- 思いがけず第三者から評価されたことは?
- 大人になっても変わらず夢中になれることは?

ことり
思い浮かびましたか?
得意なこと・好きなことはあるけど、突き抜けたものを持ってないんだよね・・・。

そんな心の声が聞こえてきそうです。
でも、本当にそうでしょうか。
自分にとってはできて当たり前でも、解決できずに悩んでいる人がいるかもしれません。その人にとって、あなたの情報は役立つはずです。
舞台を「ブログ」から「実生活」に変えてみると、思い当たることが浮かぶのではないかしら。
例えば美味しいランチを探している人にとっては、あなたの体験談(クチコミ)が参考になります。
私なんて、「エクセルで作った表」のキャプチャ画像を送っただけで、近所のママ友から神のように扱われますよ。
・・・という具合に、ほんのちょっとしたことでいいんです。
【2】コンセプトを決める
コンセプトを決めると言うと難しく感じるので、言い換えましょう。
あなたのサービスをどんな人に届けたいかを考え、絞っていく作業です。
先ほど設定したテーマの中で、今度はどのような方向性で書くかを決めます。
たった1人のユーザーを想定しましょう。
その人は何が知りたくてあなたのブログに来ると思う?

ねね
突き詰めて考え、その人の疑問・要望にとことん答える(応える)ブログにしていきましょう。
コンセプト設定の例
例えば、先ほどお話しした私のママ友「エクセルで作った表」エピソード。何を隠そう実話です。
子どもが同じ小学校に通う近所のお母さんたちに、パソコンのスキルを絶賛されます。
スマホを使いこなすのが精一杯の彼女たち。私にとってはサクッと片付けてしまえるPC操作でも、「神レベル」に映るみたいです。
実は、こういうところにチャンスがあります。
※あくまでも例であり、検索数などは調査していません。ご承知おきください。

ことり
というわけで、テーマを「パソコンの小ワザ」に決めました。
コンセプトは▼この3つで行くとしましょう。
- 画像編集に関する小技
- Wordの使い方
- Excelの使い方
あまり広げすぎず、初めは3つに絞ることをおすすめします。
このテーマとコンセプトでブログを書いていくうち、何かのキッカケでママ友に動画編集について尋ねられたとします。それをきっかけに「動画の編集についても書こうかな」となっても全く問題ありません。

ことり
テーマとコンセプトが固まりました。
ここで決めたテーマやコンセプトは、ブログを書き続けているうちに変わってくるかもしれません。それはそれで大丈夫です。
じっくり考える必要はありますが、重く捉える必要はありません。いつでも軌道修正できるのがブログの最大の利点でもあります。
コンセプト設定に迷ったら

ことり
ぜひ▼こちらの記事を読んでみてください。
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ターゲットを絞る
次はターゲットを設定するよ。

ねね
テーマとコンセプトが決まれば、おのずとターゲットも決まります。
先ほどの例の場合は▼こんな感じですね。
- 子どもが同じ小学校に通っている
- PTAで一緒に役員をすることになった
- 彼女はパソコンが苦手
- 資料づくりに時間を取られて困っているようだ
具体的に設定できました。
ここからはプロフィールの話に戻るよ。

ねね
このターゲットに響くプロフィールを書きましょう。
ユーザーに「すごい!」と思わせる。あるいは親しみを持ってもらい、共感してもらう。
- このブログには自分の求めている答えがある
- この人が書いたものなら信頼して間違いないだろう
- この人も同じことで悩んでたんだな
そう思ってもらえる内容にしたいですね。
自分の失敗(体験談)や解決策を記事にする場合、ターゲットは過去の自分。
私の周りには、そうした設定でブログを書いて(稼いで)いる方がたくさんいらっしゃいます。
構成を固める
次は構成を練るよ。

ねね
ブログのプロフィールにありがちなのが、生まれたときからのことを、ただ順を追って書き連ねているもの。
それでは読み手にとって何の魅力もありません。
自分の持っているスキルをアピールして信頼度を高めつつ、親近感を持ってもらえそうな情報や共感エピソードを盛り込んでいきます。
基本的には以下の5つのパートで構成しましょう。
- あいさつ・導入(心をつかむ)
- どんな人か(親近感)
- エピソード(共感)
- ブログを書く理由(信頼)
- 締め ⇒ 読んでほしい記事リンク
最初は納得の行くものがなかなか書けないかもしれません。でも大丈夫。記事数が増えれば、どんどんスキルも上がります。
自分のプロフィールを読んで恥ずかしくなったら、それはスキルアップした証拠。そのときリライトすればよいのです。
最適な文字数は?
この問いに正解はありません。
興味を持って最後まで読んでもらえるなら、正直、長さはどうだっていいんです。
ただ、これだけははっきり言えます。
長ければいいというものではない。
私の尊敬する人物のプロフィールを見てみると・・・
- コピーライター・・・3,417文字
- ブログの専門家・・・3,339文字
静止している文字を読む速度は1秒間に最大で10文字程度。1分で読める文字数は600文字です。
単純に計算すると、3,000文字の文章を読むのにかかる時間は約5分。スキマ時間でじゅうぶん読めますね。
ということは、スキマ時間=5分以内で読める長さにまとめるのが親切ってことだね?

ねね

ことり
ひとつの正解ではあります。でも全員にとっての正解ではないですね。
あまり長いと、飽きてしまう可能性が出てきます。そうならないために、惹きつける文章スキルが必要なのです。
私のプロフィールは1,500文字ほどしかありません。物足りないぐらいがちょうどいいと考えて、この長さにしました。
専門分野がハッキリしているため、パーソナリティについては多くを語る必要を感じなかったことも理由のひとつです。
そのため、家族や趣味の話は最小限にして、校正・校閲という仕事については別記事にまとめました。これが約4,000文字。
まずはブログ記事を充実させながら、あなただけの最適解を見つけてくださいね。
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ことり的まとめ
プロフィール執筆の順番は▼このとおり。
- テーマとコンセプトを決める
- ターゲットを絞る
- 構成を固める
文章が得意じゃなくても大丈夫。
テーマ・コンセプトとターゲットの設定をしっかりと。ここがポイントです。
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- ナチュラルに人柄がにじみ出ていて、とても感じがいい。
- 読みやすい!すごい!
- 要点がスルッと入ってくる。
と高評価をいただいている私のプロフィールと履歴書は▼こちらです。
読み手を惹きつける工夫をこらしたプロフィールを執筆するに当たり、私がどんなふうにコンセプトを練り、具体的にどう進めていったのか。
その思考の過程と工程は▼こちらの記事に書きました。ぜひ読んでみてください。
この記事を読んでプロフィールを書いてみたけど、やっぱり自信が持てない。

そんなときは、鬼添削サービスをぜひご利用ください。