保護中: ブログ記事のタイトルおよび導入文リライト実例

ことりぜひ記事執筆に生かしてくださいね。 導入文迷子の方の一助とならんことを。 Twitter で知り合ったアドセンスブロガーさんからご依頼を受け、タイトルと導入文リライトのご指南をしたときの記録を掘り起こし、リライトしました。 添削対象となった記事 実際の導入文とタイトルをお示ししながら解説いたします。 index-journey.com/child-hospitalization-money/ ※ 上記はリライト後のタイトルです。 まずはリライト前後の導入文を比較 リライト前の導入文 (132文字) 子供が１週間ちょっと手術入院をしました。 まだ１歳ちょっとで特に医療保険等も入っていませんが、どの程度お金を準備しておけばいいのでしょうか？ 結論から言うと健康保険の限度額適用認定証と各自治体の医療費助成制度を利用することで保険適用医療費は大幅に負担が軽減されました。 リライト後の導入文 (271文字) まずはリライト後の文をご紹介いたします。 文章に正解はないので、一例としてご覧いただければ。 そして例文の後に「大切にすべきこと」などお伝えしてまいりますね。なお、実際にリライトされるかどうか、またアドバイスをどう生かすかは、もちろんご本人にお任せしました。 子供が手術のため入院しました。期間は８日間。〇月〇日の午前中に入院し、〇月〇日のお昼ごろ退院。７泊８日の入院でした。 まだ１歳ちょっとなので、医療保険には入っていません。 どれくらいお金がかかるものなのか全くわからず、当時は本当に不安でした。ネットで探しても、参考になりそうな情報には出合えませんでしたしね。 結論から言うと、実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。これだけで済んだのは、公的機関のありがたい制度を利用させてもらったからです。 この記事では、何にどれだけ費用がかかったのか、明細の画像つきで詳細を公開しています。ぜひ参考にしてくださいね。 ことり このご依頼をお受けしたのが2019年5月。４年近くたってます。 ねね 今のことりなら、もっとシンプルにまとめちゃうだろうね。 ことり 私もそう思う。 リライト前後の漢字の割合を比較 リライト前の漢字の割合：約47％ 漢字の割合が高いです。後半が黒々としていますね。 子供が１週間ちょっと手術入院をしました。 まだ１歳ちょっとで特に医療保険等も入っていませんが、どの程度お金を準備しておけばいいのでしょうか？ 結論から言うと健康保険の限度額適用認定証と各自治体の医療費助成制度を利用することで保険適用医療費は大幅に負担が軽減されました。 132文字に対し、漢字は62文字。割合は約47％です。 漢字･･･62文字 ひらがな･･･64文字 数字･･･2文字 句読点・記号･･･4文字 リライト後の漢字の割合：約29％ 子供が手術のため入院しました。期間は８日間。〇月〇日の午前中に入院し、〇月〇日のお昼ごろ退院。７泊８日の入院でした。 まだ１歳ちょっとなので、医療保険には入っていません。 どれくらいお金がかかるものなのか全くわからず、当時は本当に不安でした。ネットで探しても、参考になりそうな情報には出合えませんでしたしね。 結論から言うと、実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。これだけで済んだのは、公的機関のありがたい制度を利用させてもらったからです。 この記事では、何にどれだけ費用がかかったのか、明細の画像つきで詳細を公開しています。ぜひ参考にしてくださいね。 271文字に対し、漢字は62文字。割合は約29％です。 漢字･･･82文字 ひらがな･･･156文字 カタカナ･･･3文字 数字･･･11文字 句読点・記号･･･19文字 ことり 数え間違いがあったらご容赦ください。 ねね 両手と両足を使っても足りないからね。 行間を取った効果も手伝っているとはいえ、漢字の割合による見え方の差は明白ですね。 漢字の割合は３割がベストバランスです。 「そんなこと言われても、漢字の割合を気にして書くなんて難しい･･･」 そんな声が聞こえてきそうです。 そりゃそうです。私だっていちいち漢字の割合なんて気にしながら書いてはおりません。 しかも、この添削対象の記事では公的機関の制度名が挙げられていますので、漢字が並ぶのは仕方のないこと。でも、工夫次第で回避できます。 導入文は「パッと見」が読み手のそれ以降の行動に大きく影響します。アイキャッチ画像の次に目に入るものなので、読みやすそうな印象を与えることが大切なのは言うまでもありません。 今回マナイタに載ってもらったこの記事に関して言うと、回避する方法はズバリ、「公的制度の名前を導入文に置かない」ことです。 具体的には、▼この文を 結論から言うと健康保険の限度額適用認定証と各自治体の医療費助成制度を利用することで保険適用医療費は大幅に負担が軽減されました。 ▼このようにリライトしました。 結論から言うと、実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。これだけで済んだのは、公的機関のありがたい制度を利用させてもらったからです。 リライトに当たり意識したポイント POINT １：具体的な数字を見せる 【リライト前】保険適用医療費は大幅に負担が軽減されました。 【リライト後】実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。 具体的な数字を出すことで、文章を「ちゃんと読んでもらえる」確率が上がります。 漢字（公的制度＝専門用語に近い）が並んでいると、読み飛ばす人が多くなると考えられます。一般的にはですね。 他方、専門的なブログ・記事では読者層も違うため、違った結果が出ると思います。 最適解はそれぞれ違います。ヒートマップを入れるなどして検証し、ご自身のブログの最適解を探してみてくださいね。キーワード属性・ユーザー属性などによって結果は全く異なるはずですので。 ≫無料ヒートマップ解析ツール User Heat ※ 無料で利用できるヒートマップツールは他にもあるので、探してみてください。ツールにより、月間PV数に上限が設けられているなど、さまざまな条件があります。 「ちゃんと読んでもらえる」と起こるイイコト１ 具体的な金額を出すことで安心感を与えます。 「ちゃんと読んでもらえる」と起こるイイコト ２ 「これって具体的に何にかかったお金なんだろう？」 ⇒「本文を読む」という行動につながります。 そして「明細の画像つきで詳細を公開」の一文がさらに「本文を読む」行動を促します。 POINT ２：難しい言葉を避けてシンプルに表現する 【リライト前】健康保険の限度額適用認定証と各自治体の医療費助成制度を利用 【リライト後】公的機関のありがたい制度を利用させてもらった シンプルにすると、こんなイイコトが起こり (得) ます。 シンプルにすると起こるイイコト１ 「ちゃんと読んでもらえる」 ⇒「ちゃんと読んでもらえる」と起こるイイコト シンプルにすると起こるイイコト２ 「どんな制度が利用できるんだろう？」「ありがたい制度について知りたい」 ⇒「本文を読む」という行動につながります。 難しい言葉や制度名をそのまま載せると、公的機関のサイトに調べに行っちゃうかもしれません。 導入文でシンプルに触れた部分については、もちろん本文では詳しく書きます。 導入文は「本文を要約したもの（ダイジェスト）」と考えればよろしいかと。 POINT ３：言葉の印象と検索需要のいいとこ取り タイトルに検索されるキーワードと目・気を引く言葉を使い、導入文には実際の数字を記載しました。 リライト前のタイトル 子供が1週間ちょっと手術入院しました。お金はいくら必要だったのか？ リライト後のタイトル 子供が約１週間の手術入院。お金はいくら必要だったのか？費用の詳細を公開します。 もとのタイトルにも「１週間」という言葉が使われていたので、そのまま残しました。これは「入院」と合わせて検索されやすいキーワードを意識してのこと。 リライト前のタイトルで気になったのは「１週間ちょっと」という言葉です。「１週間ちょっと」が８日なのか９日なのか、はたまたそれ以上なのかが判りません。 「人によって尺度の違う言葉を安易に使わない」はブログ記事の鉄則です。 なので「約１週間」に変えました。でもまだちょっと曖昧。 「約１週間」が具体的に何日間を指すのか考えてみます。 ５日間 ⇒ ５日間 ６日間 ⇒ 約１週間 ★ ７日間 ⇒ １週間 ８日間 ⇒ 約１週間 ★ ９日間 ⇒ 約10日間 10日間 ⇒ 10日間 上記より、「約１週間」は「６日間」か「８日間」を指す、に落ち着きました。 ズバリ「７泊８日」をタイトルに入れても構わなかったとは思うんですよ。ただ、キーワードの検索需要がなかったんです。 次に、「日間」という言葉が与える印象について、ユーザーの検索意図と合わせて考えてみます。 入院にかかる費用を気にして情報を探している人にとって、おそらく子どもさんの入院は初めてのこと。具体的な数字を出したのはそのためです。 「８日間の入院」とは「７泊８日」なのか「８泊９日」なのか。たった１日の違いでも、印象は大きく変わります。だから「７泊８日」と明記しました。 さらに、この記事は「１週間」がクエリとして強かったのです。 「クエリ(query) とは？ 英語で「質問」の意。検索キーワードを指します。サーチコンソールを設定しておけば、クエリ (検索ユーザーがどんなキーワードで検索してあなたの記事にたどり着いたのか) が記録されます。 タイトルでは検索を意識して「１週間」というキーワードを残しました。 一方、導入文では「８日間」「７泊８日」という具体的な数字に置き換えています。 子供が手術のため入院しました。期間は８日間。〇月〇日の午前中に入院し、〇月〇日のお昼ごろ退院。７泊８日の入院でした。 まだ１歳ちょっとなので、医療保険には入っていません。 どれくらいお金がかかるものなのか全くわからず、当時は本当に不安でした。ネットで探しても、参考になりそうな情報には出合えませんでしたしね。 結論から言うと、実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。これだけで済んだのは、公的機関のありがたい制度を利用させてもらったからです。 この記事では、何にどれだけ費用がかかったのか、明細の画像つきで詳細を公開しています。ぜひ参考にしてくださいね。 なお、リライト例文では入院日と退院日まで書いていますが、さすがにここまで具体的に書かなくてもOKです。 ただ、連休・GW・お盆・お正月など特殊な条件がある場合は具体的に書いてあげると参考になりますね。 「わざわざ特殊な条件下で入院させなくても･･･」というご意見があるかもしれません。ですが、同じ手術入院でも、この執筆者様のように計画できる場合と、急を要する (計画できない) 場合とがありますから。 導入文の持つ最も大切な役割 ことり もうおわかりですよね？ 導入文の持つ最も大切な役割は、訪問者に続きを読んでもらうよう仕向けること。 「この記事には自分の知りたいことが書いてある」と感じてもらえるかどうかで精読率・完読率に差が出ます。 消えた「公的制度」はどこへ？ 漢字が多すぎて、何が書いてあるのかを理解するためにはしっかりと読み込む必要があった、▼この一文。 健康保険の限度額適用認定証と各自治体の医療費助成制度を利用することで保険適用医療費は大幅に負担が軽減されました。 パッと見ただけで何を言っているのか (何となくでも) わかるよう、直してあげましょう。ということで、導入文は▼このようにリライトしました。 結論から言うと、実際に財布から出たお金は約〇〇〇円。これだけで済んだのは、公的機関のありがたい制度を利用させてもらったからです。 その詳しい内容を本文に記載します。 見出し (Hタグ)・箇条書き (リストタグ) を効果的に使い、必要な外部リンクを貼って、ユーザーの「手間」を軽減してあげることに心を砕きますよ。 &lt;h2&gt; 健康保険の限度額適用認定証と自治体の医療費助成制度 &lt;/h2&gt; 利用した公的制度はこの２つ。 健康保険（限度額を適用） 医療費助成制度 これらを利用することで、負担はかなり軽くて済みました。 ※ 娘が入院していた2017年12月時点での情報です。この記事をお読みになるタイミングによっては変更されている可能性がございます。詳しくは各関係機関に直接ご確認ください。 &lt;h3&gt; １．健康保険の限度額が適用された &lt;/h3&gt; 月額○万円を超える部分を補助してもらえます。 ただし、退院してからでないと申請できないため、いったん支払っておく必要があります。 実際にお財布から出さなければならないお金は○○円。カードで支払いました。 &lt;h3&gt; ２．船橋市の医療費助成制度を利用した &lt;/h3&gt; 僕の住んでいる船橋市の医療費助成制度では～～～。 ≫（船橋市の制度がわかるページへの外部リンク ←nofollowをつけて外タブで開く） 公的制度は変わることがあるので、「※ 2017年12月時点での情報です。」の文言も入れておいてあげると親切ですね。ユーザビリティーの観点からも、自分を守る意味でも。 導入文の文字数についてはどう考える？ リライト前･･･132文字 リライト後･･･271文字 リライト後、文字数が２倍くらいに増えています。 でも私は文字数を問題にしてはいません。 導入文については、「文字数にはこだわらなくてよい」というのが持論です。必要なことがきちんと含められていればOK。 逆に、不要なことがたくさん書いてあると、「いつになったら本題に入るんだろう･･･」と感じます。 リライト前の導入文も、情報の量・質には問題ありませんでした。不要なことは書いてありませんでしたしね。 あとは、 パッと見で認識できないような難しい言葉を多用しない 漢字を多用しない この２つを意識するだけで、自然とシンプルで読みやすい導入文になるはずです。 導入文の果たす最も大切な役割は「アレ」と同じ 記事の「顔」とも言える導入文。 何を書けばいい？ どう書けばいい？ 何文字くらい書けばいい？ 頭を悩ませている方からのご相談が後を絶ちません。 そんなにお悩みにならなくて大丈夫です。「テレビ番組のダイジェストと同じ」と考えてみてください。 書けそうな気がしてきませんか？ テレビを観ていると、番組の冒頭やCM前にダイジェストが流れますね。 ほんの数十秒～数分で番組の概要と興味を持ってほしい部分を伝え、我々の「続きが観たい」欲求をかき立てます。 とても巧みな仕掛けがなされていますよね。一部をうまく隠したり、ボカしたり、「どーうなるのかーっ?!」などのナレーションで引っ張ったりして。チャンネルを変えさせないための工夫ですね。 あのテレビ番組のダイジェストと同じだと考えれば、導入文に何を書くべきかが見えてくるでしょう？ 「チャンネルを変えさせないための工夫」は、「本文を読ませる（離脱させない）ための工夫」に置き換えられます。 高い？ 安い？ 印象を左右する大切な要素 「13万円」という医療費、あなたは安いと感じますか？ 高いと感じますか？ 手術の内容が明かされていない状況での「13万」は、高いんだか安いんだか判りませんね。 手術の内容を明かしていない状況で「13万円」と書いてあるのを見たユーザーの気持ちを少し考えてみていただきたいのです。 では、▼こんなふうに書いてあったらどうでしょう？ 本来は185万円かかるはずのところが13万円で済みました。約93％も負担を軽くすることができたんです。 本来185万円もの費用がかかるところ手術入院が13万円で済んだなら、「13万円程度で済みました」という表現にも共感が得られるはずです。 執筆者様は「13万円で済みました」と述べていらっしゃいます。でも、中堅サラリーマン家庭にとっては「13万円」という医療費は決して安くありません。「13万円もかかりました」という表現がふさわしい。 私の住んでいる自治体では、未就学児は医療費・入院費用ともに無償。だから「高い」と感じます。（食事代と個室を希望した場合の差額ベッド代は別だった記憶） リライトの報を受けて拝読した瞬間、「これはアカン･･･」と思いました。世の中の多くの家庭は「こっち側（私と同じ）」だと考えられるからです。 相手は「子供の手術入院費用」を調べに来ているユーザーですからね。 ことり 添削の実例はここまでです。 ねね 最後まで読んでくれてありがとう！ 記事添削を体験された方のご感想 添削を体験された方がご感想をお寄せくださっています。ぜひお読みになってみてくださいね。 ≫ 鬼添削を体験された方のご感想 ブログ添削、カテゴリ整理、記事添削、サーチコンソール設定や分析のご指南、キーワード選定ご指南などのご相談は有料にて承っております。 ことりに相談する

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